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鳥取・因州和紙の里から伝統とこだわりを
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商品コード: w00002
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寸法:50㎝×195㎝ 因州高級手漉き画仙紙使用。 日蓮宗仏表装仕立て。 (納品商品は下地の色が写真と変わる場合がございます) 日蓮宗の高僧・日大上人直筆。 ご祈祷済みの掛け軸です。 日大上人様は、荒行を4回修められた、日蓮宗の高僧です。 今回御上人様のご好意により日蓮宗のお題目を因州手漉和紙に記していただきました。 ご注文後の表装となりますので納品に日数を頂戴いたします。 荒行とは (正式には加行所(けぎょうしょ)) 全国的に有名な日蓮宗の荒行は毎年11月1日から2月10日までの百日間、加行を願い出た僧侶が特別に行うつらく、厳しい激寒期の修行で、これを成満(じょうまん)すると修法師(しゅほっし)として認められます。 荒行僧の1日は早朝2時に起床し朝3時、1番の水行から午後11時の1日7回、寒水に身を清める「水行」と「万巻の読経」「木釼相承」相伝書の「書写行」があり、朝夕2回、梅干1個の白粥の食事の生活が続く。 自行の35日が明けると家族、檀信徒との面会が許される。この頃になるとヒゲや頭の毛は伸び、ほほはこけ、目ばかりが光る青白い姿となる。 また朝夕の木釼相承は寒風の中で行われ、手や足のひびやあかぎれが裂け、血が吹き出してくる。こうして続けられる苦修練行は、読経堂内の「凡骨将死」「聖胎自生」という対句のとおり、まさに「死と蘇生」の宗教的体験が秘められている。 2月10日の成満の日は、入行時に閉ざされた瑞門が、百日ぶりに開かれ、全国から集まった出迎えの檀信徒が早朝より修行僧の出行を待受ける。続いて祖師堂で「大荒行成満会」が行われ、再び檀信徒のもとで修行の成果が実践される 荒行僧と呼ばれる彼らは、正確には加持祈祷を行う修法師(しゅほっし)である。日蓮宗の僧侶のうち、100日間の荒行を満行した者は、伝師(でんし)(加持祈祷の師範)から秘法を受け、宗務総長より修法師として任命される。木釼(ぼっけん)を持つ以上、彼らは既に任命を受けている。 荒行僧の右手に握られている厚味のある木札が魔障を切る木釼である。初心者は当然真っさらである。年期が入れば入るほど手垢で汚れるが、御利益(ごりやく)も大きくなるのだろう。 左手に長い総(ふさ)の数珠(じゅず)、首に下げている円筒状の錦の袋の中には、修行中実践した自筆の写経(御祈祷経と呼ばれる日蓮が選んだ法華経の肝文(かんもん)「撰法華経(せんほけきょう)」を書き写したもの)が納められている。これらは、命がけの荒行を経て手に入れた彼らの宝物で、修法師の命であり象徴である。 この100日の荒行をさらに重ねて、2回目の再行から5回目の五行で免許皆伝となる。
■価格 ◇86,400円
(箱書きご希望の場合は別途料金が必要です)